2009-04-07 第171回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
においては様々な着眼点を明記させていただいているところでございまして、例えば、一つは、代表取締役会といった経営陣がリスク管理の重要性を自ら認識し、各種リスクの測定、モニタリング、管理などの手法について深い認識と理解を有しているか、あるいは、二点目といたしましては、リスク管理部門は把握したリスクにつきまして経営陣に対して適切な報告を行っているか、三つ目といたしまして、リスク管理の方法につきまして、統計的なリスク計測
においては様々な着眼点を明記させていただいているところでございまして、例えば、一つは、代表取締役会といった経営陣がリスク管理の重要性を自ら認識し、各種リスクの測定、モニタリング、管理などの手法について深い認識と理解を有しているか、あるいは、二点目といたしましては、リスク管理部門は把握したリスクにつきまして経営陣に対して適切な報告を行っているか、三つ目といたしまして、リスク管理の方法につきまして、統計的なリスク計測
これは三つの柱がございまして、第一の柱は、リスク計測の精緻化を図っている、第二の柱は、リスクに見合う適正な自己資本を維持する、第三の柱がリスクの管理状況を開示させるということでございます。
公社自身は、平成十六年三月に計測をしたものとして、いわゆるディスクロ誌に公表しております平成十八年度までのリスク計測結果というのがございます。それを見ます限り、特段大きな問題を抱えているわけではないが、いずれにせよ、こうしたリスクコントロールの手段は、公社制度の枠内の郵便貯金のビジネスを前提とするものでありまして、問題もやはり内包しているということだと思います。
そこはお答えにならないというのだったら、それはそれでしようがありませんから、ちょっと次の質問に移りますけれども、そのバーゼルの基準の方というのは、基本的にいけば、これは金融監督庁の資料なんですけれども、銀行の業務内容やリスク管理の手法が多様化する中で、すべての銀行に同じリスク計測手法の採用を求め続けるならば、かえってリスク管理の向上の妨げとなりかねないことから、多様な選択肢を提供する必要が高くなったという
あるいは核燃料物質に係る施設の川上から川下に至る連続的なリスク計測及びリスク管理体制の整備、こういったこともひとつ私は検討の対象にすべきではないかなと思っております。それを提唱しておきたいと思います。
例えば、市場リスクにかかわるBISの自己資本比率規制、これは九八年から実施される予定でございますが、みずから開発した内部リスク計測モデルを用いたリスク量を報告させ、それに応じた自己資本額を積んでいく、こういうふうなシステムが金融問題特別委員会で議決された早期是正措置には盛り込まれているわけでございます。